陰謀論・カルト思想の情報病

ネットで陰謀論・カルト思想・疑似科学やそれによる詐欺行為などが爆発的に広がるのは、それが情報病のしくみによって広がるためです。

まず、情報病となった信者は「私は世界の秘密を知っているんだ、まさか知らないのか」といったマウントを他人にしかけます。マウントを取られると「知らない自分のほうが間違っているのでは」と不安になります。そして、一度信じてしまえば「自分は真実を知っている特別な人間だ」という考えになります。つまり、真実を知っている人が勝ち組で、真実を知らない人が負け組という考えが、他人とくらべる時のスペックとして機能します。そして情報病の症状によって「あなたも真実を知って勝ち組になるべきだ」といった押しつけをするようになり、さらに他人に感染していきます。

例: 「実は〇〇は人類を滅ぼす計画だ。それを知らないのはバカだ」

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