妊娠・出産・育児の情報病

ネットには妊娠・出産についての「〇〇はするべき・しないべき」「〇〇は母親として失格」といった不安をあおる情報があふれています。女性にとって妊娠・出産は文字通り命をかけた一大イベントで、ただでさえ不安・悩み・孤独感を感じるタイミングです。そんな時に不安をあおる情報を見ると「自分はおかしいのではないか」と感じ、それがきっかけで情報病になります。

情報病になるとネット上の理想的な母親や子育てのイメージに支配され、母親になる自信や、子育てをする自信を失くしていきます。また、過去に情報病になった人が、あとになって「私の時は苦労してきたのだから、あなたも同じように苦労すべきだ」といって若い世代に押しつけをすることもあります。

このような環境は先進国で見られる少子化や晩婚化のひとつの原因と考えられます。親子の数だけ、それぞれ違った子育ての形があります。情報病を予防して、必要以上に他人とくらべてしまわないように気を付けましょう。

例:「帝王切開は甘え」「無痛分娩は甘え」「ミルクは甘え」「親なら子供に時間をささげるべき」「一人っ子はかわいそう」

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