就職活動の情報病

就職活動は、学生から社会人になるという大きな変化のタイミングですから、学生は大きな不安を持っています。さらに、ネットには就職活動をしている人からのマウントや、悩んだり迷ったりしている人からお金を儲けるビジネスの広告があふれています。そのため、就職活動はとても情報病になりやすい環境と言えます。

就職活動の中で情報病になると、よい企業に就職しなければ人生が終わってしまうような洗脳を受けます。また「就活とはこうあるべき」という押しつけに洗脳されることで、面接での質疑応答などは、成功している人の真似事になっていきます。レール・テンプレート・マニュアルから外れることに対して、たいへん恐怖心を持つようになります。

就職はあくまでひとつのタイミングです。たとえ失敗しても、遠回りになるかもしれませんが、それが不幸になるとは限りません。また就活に成功した人がかならず幸せになるものでもありません。

また、面接で他人の真似をしても、その後もずっと他人を演じつづけることになります。社会人とはこうあるべきという前提は、だれかのひとつの意見でしかありません。世の中にはいろいろな社会人の形があり、それぞれの生き方で幸せになっている人がいます。他人の目にしばられる苦しさは、大変つらいものです。他人と違ったとしても、ぜひご自身を大切にしてください。

例: 「内定数は少なくとも〇〇は必要」「〇月までにはだいたい内定しているのが普通」

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