感染のながれ
情報病になると、まわりの人にマウントをとったり、生き方の押しつけをくりかえすようになります。それを受けると、まわりの人は「自分はダメなのかな」と不安になり、ワイヤードに入って他人とくらべます。少しぐらいではワイヤードの中にとらわれることはありませんが、何度もマウントをくりかえされ、ワイヤードにいる時間が長くなると、やがて情報病になります。
不安になりやすいかどうかは個人差がある
マウントや生き方の押しつけをされたときに「不安になりやすいかどうか」には、個人差があります。たまにどんなにマウントを取られても平然としている人もいますが、ほとんどの人はそんなメンタルの強さは持っていません。
特に子供は、自分への自信を作っている途中なのでまったくの無防備です。保護者や教育者が、情報病から十分に守ってあげる必要があります。また大人でも、幼少期に暴力や暴言の中で育ってきた人や、安心・安全が確保されなかった人などは、マウントや押しつけに敏感に反応してしまうため注意が必要です。
早いうちからの予防対策が大切
個人差はありますが情報病は誰にでも感染する可能性があります。いくら本人が気をつけていても、不安をあおってくる人が近くにいれば感染する可能性があります。一度かかってしまうと、自分で情報病に気づくのはどんどん難しくなっていきます。スマホ・ネットを使いはじめる前や、使いはじめてから早いうちの予防対策をしましょう。