
どんな病気?
人にはもともと、自分と他人をくらべようとする本能があります。スマホ・ネットで他人の情報を見つづけると、その本能が暴走し、他人とくらべることがやめられなくなります。これを情報病(じょうほうびょう)と呼びます。情報病になると、その人は洗脳され、性格が変わっていきます。症状は3段階で進みます:
- スマホが手放せない・他人との違いがいつも気になる
- 理想が高くなり、自分が好きになれない
- 他人を気にする生き方を押しつける(何者かになれ、など)
また、情報病の人からくりかえしマウント(自慢・アピール)されたり、生き方を押しつけられると、まわりの人も情報病になります。
広がるとどうなるの?
多くの人が情報病になると、その社会は「みんなが他人との違いを気にして、自分を好きになれず、生き方を押しつけられる社会」になります。そして、情報病は子供たちに感染し、いまより未来はさらに生きづらい社会になります。
予防するには?
- スマホ・ネットを使わない時間を作る
- SNSは複数アカウントを使い分ける
- マウントされたら情報病をうたがう
- 情報病から回復した人の話を聞く
回復するには?
- 自分が情報病であることに気づく
- 自分が本当に好きなことを一番に考える